韓国料理のひとつクッパは、スープにご飯を入れて食べるタイプのスープご飯です。
まれに、最初からご飯が入っていることもありますが、基本はスープにご飯を入れて食べます。
クッパという名前は『クウ』がスープ、『パ(パプ)』がご飯という意味です。
クッパは、地域性が強く出る料理であり、中の具材やスープの味、薬味など幅広い点が特徴で、薄味のスープにキムチやネギなどの薬味を足して食べるクッパや、透明で澄んだ薬膳のようなクッパ、真っ赤で食べるのを躊躇するほどに辛いクッパなど、いろいろなタイプのクッパがあります。
管理人も興味があって、いくつもの種類のクッパを作りましたが、まだまだ知らない味が多いですね。
今回は、そんな数あるクッパの中で、日本人に一番馴染みのあるユッケジャンカルビクッパをご紹介します。
ユッケジャンカルビクッパの作り方
【材料】4~5人分
カルビ 200~300g(牛でも豚でも)
タマネギ 1個
ニンジン 2分の1本
大根 10㎝程度
しめじ 1袋
ニラ 1束
卵 2個
ニンニク 2片
☆水 800㏄
☆鶏がらスープの素 大さじ2
☆コチュジャン 大さじ3
☆豆板醤 小さじ1~2
☆酒 80ml
☆醤油 40ml
☆砂糖 小さじ2
ごま油 大さじ2
ご飯 適量
お好みで 糸唐辛子、いりごまなど
【作り方】
1.ニンニクはスライス、他の野菜は細切りまたは食べやすい大きさに切っておく。
2.鍋にごま油を熱し、ニンニクを入れて香りを出したら、カルビの両面を軽く焼く。
3.カルビに軽く火が通ったら、☆の調味料とニラ以外の野菜を入れて煮込む。
4.具材に火が通ったら、ニラを入れ、溶き卵をまわしいれたら完成。
材料は多いですが、手順はとても少なく作りやすいユッケジャンカルビクッパです。
日本の焼肉屋さんでクッパを頼むと、たいていこのユッケジャンカルビクッパが提供されます。
豆板醤ではなく、日本の味噌を入れると子供でも食べられる程度の辛さに調整可能です。
もっと辛くしたいなら、乾燥赤唐辛子を一緒に煮込んだり、豆板醤を増やしてみてください。
具材は、もやしやぜんまい、長ネギなどを入れても美味しいです。
カルビで作るため、管理人宅では、焼き肉の余り肉を使って作ることが多かったりします。
むしろ、ユッケジャンカルビクッパの分まで見越して、毎回カルビをおおめに買っているとも言えますが。
みなさんもバーベキューなどで余ったカルビ肉があれば、ぜひ美味しいこちらのレシピをお試しくださいね。