グリーンカレーペーストは、タイカレーを作るのに欠かせない混合スパイスです。
グリーンカレーペーストの特徴
グリーンカレーペースト、イエローカレーペースト、レッドカレーペースト(以下、まとめてタイカレーペーストと記載)は、チリペッパーを中心に、10種類以上のスパイスを配合したとても辛いペーストです。
それぞれのペーストで、グリーンチリペッパーを使った三種類の中でも最も辛いグリーンカレー、レッドチリペッパーを使用し、トマトが入るマイルドな辛さのレッドカレー、ターメリックが入り、インドカレーに一番近い風味を持つイエローカレーを作ることができます。
このタイカレーペーストを使って作るタイカレーは、とろみのあるインドカレーとは異なり、どれもさらさらとしたココナッツ風味のカレーです。
グリーンカレーペーストの作り方
ここでは、代表して日本でもおなじみのグリーンカレーペーストの作り方を代用版も合わせてご紹介します。
【本格的なグリーンカレーペースト】
【材料】
グリーンペッパー 3~6本(お好みの量)
にんにく 50g
ホムデン 30g(タマネギで代用可)
グリーンチリペッパー 20g
レモングラス(生) 20g
シュリンプペースト 10g
コリアンダー 5g
こぶみかんの葉 2枚
ガランガル 20g(ショウガで代用可)
クミン 小さじ半分
ナツメグ 小さじ4分の1
水 100㏄
【作り方】
1.すべての材料をミキサーにかける。
2.フライパンで1をペースト状になるまで炒めたら完成。密閉容器に入れ冷蔵庫で1か月保管可能。
【代用版グリーンカレーペースト】
【材料】
ししとう 5本
にんにく 50g
たまねぎ 30g
ショウガ 20g
チリペッパー 小さじ1~2(お好みで辛さ調整)
レモングラス(乾燥葉) 3~4枚
こぶみかんの葉 2枚(ライム汁小さじ2で代用可)
コリアンダー 小さじ半分
クミン 小さじ半分
ナツメグ 小さじ4分の1
ナンプラー 小さじ2
干しエビ 小さじ2
水 100㏄
【材料】
1.すべての材料をミキサーにかける。
2.フライパンで1をペースト状になるまで炒めたら完成。密閉容器で1か月保存可能。
※ライム汁で代用する場合のみ、ペーストが完成したものに混ぜる。
グリーンカレーペーストのレシピ(使い方)
【グリーンカレー】
【材料】
鶏肉 300g
お好きな野菜 適量(たけのこ、なす、ピーマン、パプリカなど)
グリーンカレーペースト 大さじ3
ココナッツミルク 1缶(400ml)
ナンプラー 大さじ2
鶏がらスープの素 大さじ1
砂糖 大さじ1
バジル 適量(生でもドライでも可)
※甘さ調整用に牛乳や豆乳があると便利
【作り方】
1.野菜と鶏肉は食べやすい大きさに切っておく。
2.フライパン(鍋)にココナッツミルク半量とグリーンカレーペーストを入れ、
弱火で煮込みながら、ペーストをしっかりと溶かす。
3.完全にペーストが溶けたら、鶏肉を入れ蓋をし、弱火で5分煮込む。
4.バジルとナンプラーをのぞいた残りの材料すべてを入れて弱火でさらに3~4分煮込む。
5.具材に火が通ったら辛さを確認し、辛いようなら牛乳などで調整する。
6.ナンプラーとバジルを入れて軽く煮込んだら完成。
手作りのグリーンカレーペーストは、作るたびに辛さが違い、市販のペーストでも、メーカーごとに辛さの設定が異なっているため、簡単に辛さ調整のできる牛乳や豆乳を準備しておくと便利です。
管理人は、レモングラスとこぶみかん(バイマックル)の香りが好きなので、グリーンカレーペーストにも入っていますが、このレシピに追加して一緒に煮込んでいます。
タイカレーは、ココナッツの香り豊かで濃厚な味のため、ご飯にも合わせやすいです。
管理人は、レモンと一緒に炊いたレモンライスで食べるのがお気に入り。