『ピーター・ラビット』の絵本にも登場するお茶『テ・デ・マンサニーヤ』
ニンジンをたくさん食べたあと、お腹を壊してしまったピーターに、お母さんが作ってくれたこのハーブティには、消化促進効果があります。
もともと、テ・デ・マンサニーヤは、海抜1000メートルを超える高地メキシコで、消化不良を改善するために飲まれてきた民間療法的な飲み物です。
メキシコの家庭なら、どこにでも茶葉が常備してあり、腹痛を起こしやすいメキシコでは、胃腸薬代わりにコンビニでも売られています。
日本では、カモミールティと言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。
ここでは、管理人が作る基本的なテ・デ・マンサニーヤのレシピをご紹介します。
テ・デ・マンサニーヤの作り方
【材料】2杯分
カモミールの茶葉 ティースプーン5杯
アニスシード 小さじ1
水 400ml
はちみつや砂糖 お好みで
【作り方】
1.鍋に水、カモミールの茶葉、アニスシードを入れ、沸騰させる。
2.沸騰したら火を止め、蓋をし3分蒸らす。
3.茶こしで濾しながらカップに注ぎ、お好みではちみつや砂糖を加えたら完成。
カモミールの茶葉に、アニスシードを加える点が美味しく作るポイントです。
蒸らし時間が長くなると、苦みが出る場合があるので放置しないようにしましょう。
夏場は冷やして飲んでもおいしく召し上がれます。
テ・デ・マンサニーヤには、消化不良以外にも、喉の炎症を鎮める効果や、精神を安定させる効果があるので、ストレスがたまっている時や眠れない時に飲むのもおすすめです。
残ったお茶には殺菌効果があるので、うがい薬代わりに使っても良いでしょう。
管理人は、そのまま甘くしないで飲みますが、ハーブティの香りに慣れていない方は、少し甘くしたほうが飲みやすいかと思います。
ちなみに、メキシコのコンビニで手に入る『シドラル』という飲み物も、消化不良に良いと言われているのですが、これってりんごの炭酸飲料なんですよね。
リンゴソーダで腹痛が治るの??と、若干疑問は残りますが、もしかしたら、そのほかの成分が腹痛に良いのかもしれませんし、メキシコに行く機会があったら、興味本位でちょっと購入してみたいなと思っています。
話がそれてしまいましたが、カモミールの茶葉は手に入りやすいですし、ぜひみなさんもお試しくださいね。