おしゃれなお店に売ってあるハーブの入った石けんって、使ってあるハーブの種類で香りも色も違い、どれも良いものに見えて選ぶのが大変ですよね。
ハーブ石けんは良い香りがするだけでなく、薬効成分の働きでリラックスさせてくれたり、薬用成分で肌荒れを治し、美肌に導いてくれるなど、嬉しい効果がたくさんあります。
もし、そんなハーブ入りの石けんが自分で作ることができるなら、すごく素敵だと思いませんか?
手作り石けんは準備する材料も多く、危険な薬剤を使うため、敬遠されがちですが、自宅用の簡単なものなら、市販の石けんを使って簡単に作ることができます。
ここでは、誰でも簡単にトライできる簡易ハーブ石けんの作り方をご紹介します。
ハーブ石けんを作るための準備と材料
【材料と道具】
無添加の石けん 1個
お好きなハーブ 大さじ1~2杯分(生なら軽くひとつかみ程度)
ハチミツ 大さじ1(省略可)
熱湯 50㏄
お好みで 粉末ハーブを小さじ1程度
耐熱カップ、スプーン、電子レンジ
ハチミツを加えると肌に良いのですが、石けんが傷みやすくなります。
使う時期や長く保管する予定の場合、省いたほうが良いでしょう。
粉末ハーブを石けんに混ぜると、香りと薬効成分の効果が高まり、スクラブ効果も期待できます。
ただし、肌の弱い人には向かないので、自分の肌質と相談して慎重に配合してくださいね。
簡単なハーブ石けんの作り方
【ハーブ石けんの作り方】
※画像の石けんに使用したハーブは、ローズマリー、タイム、レモンバームです。
練りが甘かったので少し原型の石けんが残っていますが、実際はもっと綺麗に完成します。
1.熱湯にハーブを入れて5分ほど蒸らし濃いハーブティーを作る。石けんを包丁で細かく刻む。
2.細かく砕いた石けんを耐熱カップに入れ、30秒ほどレンジにかけて柔らかくし、蒸らしたハーブティーを30㏄加える。
3.しっかりと練りながら混ぜ合わせる。石けんがダマになるようなら、再度20秒ほどレンジにかける。
4.綺麗に混ざりあったら、ハチミツと粉末ハーブ(省略可)を加えてさらに練る。
どうしても練りにくいなら、ポリ袋などに移して手で混ぜ合わせても良い。
5.ある程度の固さになったところで、手で形を整える。
綺麗な形を出したいなら紙コップなどに詰め込むのもおすすめ。
6.半日ほど乾燥させたら、包丁などで好きな形にカットする。または、紙コップを破いて出す。
7.1週間~10日ほど陰干しし、表面が固く乾いたら完成。たまに裏表を返すと完成が早い。
手順が多く見えますが、実際は練り練りが大変なだけで、あまり難しくありません。
もともと、管理人がこの石けんを作り出したのは、大量に無添加石けんをもらったからでした。
石けんって、贈答品の定番なのか、そんなに使わないのにもらってしまうんですよね。
リサイクルショップなどに行くと、結構良い無添加石けんが安く売られているので、そういうのを狙って買ってくるのも良いと思います。
手作り石けんの良いところは、自分の混ぜたいハーブだけで作れること。
好きな香りのハーブだけで作った石けんは、それだけでもすごく特別な気分になれるんですよね。
今回は、ハーブティーを利用しましたが、精油を使って作っても良いです。
ただ、ハーブティーを使うよりも、肌に刺激が残るので敏感肌の人は注意してくださいね。
さらに、もっともっと簡単に作りたい方は、手作り石けん用のチップを買うと良いです。
この石けん作りで一番大変な、石けんを削る作業を削減できます。
大きな雑貨店や通販ショップに売られているので、ぜひ探してみてくださいね。
石けんに良いハーブの組み合わせはたくさんあるので、また別の機会にまとめたいと思います。