12.筋肉痛(筋肉痛予防)に効くアロマテラピー

投稿日:2018年5月26日 更新日: 2018年06月01日

 

強い負荷の運動を行うと、筋肉の中に疲労物質である乳酸がたまり、傷ついた筋繊維が炎症を起こすことで筋肉痛が起こると言われています。

また、普段から運動不足の人の場合、軽い負荷の運動でも長時間行うことで筋肉痛になることがあるようです。

これから運動を行うという日には、アロマテラピーで事前に筋肉痛予防ケアをしておくと良いでしょう。
それでも、筋肉痛になってしまった場合は、回復を促す精油で早めの対処をするようにしましょう。

筋肉痛に効く精油

カモミール・ローマン
シトロネラ
ジュニパーベリー
スイートマジョーラム
ひのき
ブラックペッパー
ペパーミント
ユーカリ
ラベンダー
レモングラス
ローズマリー

筋肉痛予防になるトリートメントマッサージ

運動不足の人は、あまり腱や関節を動かさないため、筋肉が凝り固まっていることが多く、そのまま負荷をかけると筋肉に負担がかかり、ケガや筋肉痛の原因となってしまう恐れがあります。

準備運動をかねて、運動の前にトリートメントマッサージで筋肉をほぐしておきましょう。

【トリートメントマッサージ・準備するもの】
キャリアオイル   大さじ1(ホホバオイルなど)
ひのき       1滴
ブラックペッパー  1滴

※ひのきやブラックペッパーの香りが苦手な方は、ローズマリーなどもおすすめです。

【トリートメントマッサージのやり方】
1.キャリアオイルに精油をたらして混ぜ、運動で使う部位にオイルをのばす。

2.筋肉や腱をほぐし、柔らかくするイメージでマッサージする。痛くなるまでやらないこと。

マッサージの後にストレッチを行い、関節の可動域を広げておくのも良いでしょう。
筋肉痛の予防だけでなく、関節を開くと身体が動きやすくなるので、運動のパフォーマンスもあがるのでおすすめです。

筋肉痛に効くアロマ冷湿布

事前準備をしていても、筋肉痛になってしまうこともあるでしょう。
なってしまった筋肉痛には、炎症を鎮静化する効果のある精油での冷湿布が有効です。

【アロマ冷湿布・準備するもの】
レモングラス     1滴
スイートマジョーラム 1滴
冷水         2L
ハンドタオル     1枚

※筋肉痛だけでなく気分もすっきりさせたいなら、ペパーミントを使うと良いでしょう。

【アロマ冷湿布の使い方】
1.冷水に精油をたらして良く混ぜ、ハンドタオルを浸して固くしぼる。

2.痛みが出ている部分を冷やす。炎症がひどくなるので、患部をもんだりしないこと。

筋肉痛の改善には、しっかりと休養をとることも大切です。
筋肉痛になってしまった日は、無理をせず早めの就寝をこころがけてくださいね。

歩くことも困難なほどの痛みを感じた場合は、筋肉痛ではなく肉離れ(筋断裂)を起こしている可能性があります。
内出血を起こしたり、患部がへこんでいるなどの症状を見つけたら、速やかに病院に行くようにしましょう。







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