チャットマサラは、インドで重宝されているドレッシング用の調合スパイスです。
チャットマサラ特徴
必ずミントが配合されており、マサラの中でも爽やかさが際立つチャットマサラは、ニンジンやきゅうりなどの野菜スティックにふりかけて使うドレッシング用のマサラです。
ベジタリアンの多いインドでは、特に重宝されている混合スパイスで、野菜のほか、ゆで卵やフルーツにも合い、ライムやレモンと一緒に使われています。
日本でいうところの、香味塩(梅塩やレモン塩等)の役割に近いフレーバー系混合スパイスです。
チャットマサラの作り方
ここでは、本格的なチャットマサラと日本で作りやすいチャットマサラをそれぞれご紹介します。
【本格的なチャットマサラ】
【材料】
クミン 小さじ1
ブラックペッパー 小さじ1
アナルダナ 小さじ1
アジョワン 小さじ半分
ミントパウダー 小さじ4分の1
アサフェティダ 小さじ4分の1
マンゴーバウダー 小さじ2
ジンジャー 小さじ半分
チリペッパー 小さじ半分
美味しい塩 小さじ1
【作り方】
1.パウダー状でないスパイスと塩をすり鉢で粉状にする。
2.すべての材料を合わせてまぜたら完成。密閉容器で2~3か月もちます。
【簡易チャットマサラ】
【材料】
クミン 小さじ2
ブラックペッパー 小さじ2
マンゴーパウダー 小さじ3
ミントパウダー ひとつまみ
ジンジャー 小さじ1
チリペッパー 小さじ半分
美味しい塩 小さじ1
【作り方】
1.パウダー状でないスパイスと塩をすり鉢で粉状にする。
2.すべての材料を合わせてまぜたら完成。密閉容器で2~3か月もちます。
本当ならば、チャットマサラにアサフェティダ(ヒング)の香りが必須かと思いますが、日本ではアサフェティダは手に入りづらく、しかも硫黄臭がきついため、簡易版には入れていません。
マンゴーパウダーを入れないとこの味はでないので、こちらはぜひ通販などで探してみてくださいね。
チャットマサラのレシピ(使い方)
【チャットマサラ香るライタ(インドのヨーグルトサラダ)】
きゅうり 半分
トマト 1個(中サイズ)
塩 ひとつまみ
ヨーグルト 200g
チャットマサラ 適量
【作り方】
1.きゅうりは角切りにして塩を振って10分ほどおく。
2.水分をふき取ったきゅうりと角切りにしたトマトを混ぜる。
3.ヨーグルトを2と混ぜ合わせ、チャットマサラを振りかけたら完成。
チャットマサラの爽やかな香りがライタ(ヨーグルトサラダ)に良く合います。
もったりと濃厚なソースにしたいなら、ヨーグルトを30分ほど水切りしておくと良いでしょう。
ライタは、このまま食べても美味しいですが、インドではコフタ(揚げ団子)やビリヤニ(インド風焼きめし)にソースとしてかけることも多いです。
さっぱりと爽やかなライタは、油分の多い料理にかけることであっさりと食べやすくなりますし、同じ料理でも、雰囲気をかえて飽きずに食べられるようにする役割があります。
野菜は、何でもあいますが、管理人は、コリアンダー(パクチー)やアボカド、ズッキーニやキャベツなどがヨーグルトの酸味に合うのでおすすめです。