ジャークスパイスは、ジャマイカ料理に欠かせない混合スパイスです
ジャークスパイスの特徴
ジャークスパイスは、オールスパイスやスコッチベネットペッパーを中心に、いろいろなスパイスを混ぜ合わせて作るフルーティな香りと強めの辛さが特徴のスパイスで、スパイスの名前であるジャークとは『乾燥した肉(ジャーキー)』を意味しています。
その名の表す通り、主に肉類や魚介類の味付けに使われており、ジャークスパイスに漬け込んだ鶏肉を焼いたジャークチキンはジャマイカの定番料理のひとつです。
ジャークスパイスの作り方
ジャークスパイスの材料は、スコッチボネットペッパーを除けば、日本でも比較的手に入りやすいものが多いです。
最近になって、知り合いに教えてもらい管理人が覚えた本格的なジャークスパイスと、それまで使っていた使いやすい簡易版ジャークスパイスをご紹介します。
【本格的なジャークスパイス】
【材料】
オールスパイス 大さじ2
オニオンパウダー 大さじ1
ドライタイム 大さじ1
スコッチボネットペッパー 大さじ1(チリペッパー代用可)
ブラックペッパー 大さじ2
コリアンダー 小さじ2
シナモン 小さじ1
カルダモン 小さじ1
クローブ 小さじ半分
ナツメグ 小さじ半分
塩 大さじ2
砂糖 大さじ2
【作り方】
1.すべての材料をすり鉢ですり合わせ、全体を馴染ませたら完成。冷蔵庫で1~2か月保管可能。
【簡易版ジャークスパイス】
【材料】
オールスパイス 大さじ2
ガーリックパウダー 小さじ2
ドライタイム 大さじ1
チリペッパー 大さじ1
ブラックペッパー 大さじ2
シナモン 小さじ2
ナツメグ 小さじ半分
塩 大さじ1
砂糖 大さじ1
【作り方】
1.すべての材料をすり鉢ですり合わせて、全体が馴染んだら完成。冷蔵庫で1~2か月保存可能。
ジャークスパイスのレシピ(使い方)
【ジャークチキン】
【材料】
手羽元 10~12本
★オリーブオイル 大さじ2
★ジャークスパイス 大さじ2
★レモン汁 大さじ1(ライム汁でも可)
★塩 小さじ半分~1(お好みで調整)
【作り方】
1.調味料を合わせたものをポリ袋などに入れ、肉を漬け込む。冷蔵庫で半日~1日程度。
2.魚焼きグリル、または、オーブンで焼き上げたら完成。(オーブンなら予熱済み180度15~20分程度)
スパイシーだけど爽やかな香りが漂う本格派ジャークチキンです。
ジャークスパイスさえあれば、漬け込んで焼くだけというのがすごくお手軽で気に入っています。
このジャークスパイスは、割となんにでも合うため、同じ作り方で魚や豚肉を焼いても美味しいです。
本場ジャマイカでは、屋台街の定番料理なんですが、なんとドラム缶を使って豪快に焼かれているそうです。
ドラム缶で焼き上げるって、どんな感じなんでしょうね?気になります。
管理人は、やったことはないですが、肉の漬け込みを済ませておけば、バーベキューにも良さそうですね。