ナスタチウム<Nasturtium>

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ナスタチウムは、メキシコ、南米を原産地とするノウゼンハレン科の一年草です。
葉や花、つぼみ、果実を生のまま、ハーブとして利用します。

グリーンフィールド ハーブ有機種子 ナスタチウム/キンレンカ [小袋] A074

ナスタチウムの特徴

ナスタチウムは、つる性の植物で丸いハスに似た葉を持ち、赤や黄色の美しい花を咲かせることから、日本でも『金蓮花(キンレンカ)』と呼ばれ、食用や観賞用として親しまれています。

クレソンに近い刺激の辛さがあり、ワサビのような風味を持っており、種子は特に刺激が強いため、胃腸の弱い人は避けたほうが無難です。

ナスタチウムの効果と薬効

ナスタチウムは、ビタミンAやC、鉄分やミネラルを多く含むため、欧米では昔から壊血病の治療薬として利用されていました。

また、このほかにも、滋養強壮、風邪予防、抗菌、利尿作用などもあります。

ナスタチウムの使い方

ナスタチウムの葉と花の辛味は、サラダや前菜の彩として人気があり、日本ではワサビに似た風味を生かして、あえ物などに使われています。

つぼみや熟していない果実は、ピクルス漬けにしたり、すりおろしてスパイスにすることも可能です。

ナスタチウムの育て方

育てやすさ ★★★★☆☆
種まき   4月中旬~5月下旬、9月
開花    6月上旬~7月下旬、9月中旬~11月中旬
収穫    6月上旬~11月中旬

・湿気に弱いので、風の通りが良い場所で育てる。
・夏場の気温が25度を超える場所に植えないこと。

ナスタチウムのレシピ(利用方法)
【ナスタチウムの焼きそば】

【材料】2人前
やきそば麺  2袋
ベーコン   3~4枚
ナスタチウム 7~8枚(あれば、仕上げ用に花を2~4個)
タマネギ   半分
にんじん   4分の1本
キャベツ   4~5枚

★焼きそばソース  大さじ3~4
★ケチャップ    大さじ1
★オイスターソース 大さじ半分

水 50ml
和風だし 小さじ半分

【作り方】
1.ベーコンとキャベツを食べやすい大きさに切り、ナスタチウムの葉とニンジンは細切り、タマネギはスライスしておく。

2.フライパンにサラダ油(分量外)をしき、ナスタチウム以外の1の材料を炒める。

3.野菜が全体的にしんなりしてきたら、焼きそば麺と水に和風だしを混ぜたものを入れて蓋をし、2分ほど蒸し焼きにする。

4.蓋をあけ、焼きそば麺をほぐしたら、★の調味料を加えて水分を飛ばすように炒める。

5.最後にナスタチウムの葉を加えてサッと混ぜたら火を止めて完成。花があれば盛り付け時に添える。

ナスタチウムがピリリと辛いちょっと変わった焼きそばです。
仕上げにナスタチウムの花を飾れば南国気分を味わえます。もちろん、花も食べられますよ。
今回はベーコンを使用しましたが、豚肉やウインナーなど何でも合うので、お好きなお肉を使ってくださいね。

和風だしを鶏がらスープの元にして、焼きそばソースをナンプラー大さじ2に変えれば、アジアンテイストの焼きそばにも変更できます。







-な行

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