ハーブティーとは少し違い、刺激的な香りが特徴的なスパイスティーは、紅茶や緑茶などをベースに、自分好みのブレンドスパイスを足して作ります。
もちろん、1種類だけスパイスを入れるだけでも立派なスパイスティーです。
日本で好んで飲まれるハニージンジャーティー(ハチミツショウガ茶)もスパイスティーに分類されます。
管理人は、自分の好きな香りや得たい効果を考えながら、以前はその都度ブレンドしていましたが、ずっと作っていると、定番のブレンドが出来てくるので、今はそれをまとめてブレンドし、スパイスティー用に作り置きしてあります。
今回は、その作り置きスパイスティー用ブレンドを2種類ご紹介します。
スパイスティーの作り方(スパイスブレンドの作り方)
【スパイスティー(香り重視)】
【材料】5~6杯分
シナモン 小さじ2
カルダモン 小さじ1
オールスパイス 小さじ半分
【作り方】
1.すべての材料を混ぜ合わせる。ホールの場合は、炒ってからすり潰して混ぜる。
2.紅茶を淹れる前に熱湯と一緒に煮るか、淹れた紅茶に1杯あたり小さじ3分の1~半分程度入れ混ぜたら完成。
【スパイスティー(薬効重視)】
【材料】5~6杯分
シナモン 小さじ半分
カルダモン 小さじ半分
ジンジャー 小さじ1
クローブ 小さじ半分
オールスパイス 小さじ1
【作り方】
1.上記【スパイスティー(香り重視)】の作り方と同じ。
みなさん、もうお気づきかと思いますが、スパイスティーにミルクを入れたものをチャイと呼びます。
日本ではあまり馴染みのないスパイスティーも海外では良く飲まれているのですよね。
香り重視のスパイスティーには、レモン汁やスライスを足してレモンティーにすることが多く、薬効重視のスパイスティーは、消化促進や体を温める効果が高いので食後や冬場に良く飲みます。
管理人は、無糖で飲んだり、砂糖を入れたりと気分で飲み方を変えていますが、特に決まりはないので、みなさん好きに飲んでくださいね。
管理人もこのブレンドを良く飲むと言いながら、たまに気分で違うブレンドをしたり、この配合に違うスパイスを足したりして楽しんでいますよ。
また、オールスパイスをガラムマサラに変えると、ややカレーっぽい香りになりますが、複雑な香りが楽しめるのでマサラティーにしてみるのも面白いです。
レモン以外にも、乾燥ナツメやプルーン、ベリー系、ローズヒップなどのハーブや柑橘系スライスが良く合います。
ぜひ、みなさんもいろいろなスパイスティーブレンドを試してみてくださいね。