お腹の痛み、頭痛、むくみ、イライラ、貧血など、女性の生理に関する症状は人それぞれ違い、ほとんど症状のない人もいれば、症状が重く何もできなくなるという深刻な人もいます。
管理人は、お腹の痛みがひどく、むくみやすくなり、必ず体重が1~2㎏増加するタイプです。
月経不順もあるので、普段から自律神経のバランスが乱れているのかもしれません。
月経に関する不調の原因は、体の冷えや血行不良によっておこるものと、ホルモンバランスの乱れによっておこるものに分けられます。
自分の症状の原因を見極め、ホルモンバランスを整える精油や血行促進効果のある精油を選びましょう。
月経に伴う不快な症状に効く精油
イランイラン
カモミール・ローマン
クラリセージ
サンダルウッド
ジャスミン
ジュニパーベリー
スイートマジョーラム
ゼラニウム
ネロリ
フランキンセンス
ラベンダー
ローズ
!!注意!!
月経トラブルを改善する精油の多くは、妊婦さんには向かないものです。
生理前の時期でも妊娠の可能性がある人は、これらの精油の使用を控えるようにしましょう。
月経に伴う不快な症状に効くアロマ温湿布
血液やリンパの流れを良くするなら、直接アロマ温湿布で温める方法がおすすめです。
【アロマ温湿布・準備するもの】
クラリセージ 2滴
ラベンダー 2滴
お湯 2L
ハンドタオル 1枚
【アロマ温湿布の使い方】
1.お湯に精油をたらして混ぜ、ハンドタオルを浸してよくしぼる。
2.下腹部の冷えている部分をあたためる。他の部位が冷えないように注意すること。
クラリセージには鎮痛作用があるので、温湿布で血流を良くするだけでなく、月経痛を軽減してくれます。
鎮痛効果のある精油には、甘い香りが特徴のゼラニウムもおすすめです。
月経に伴う不快な症状に効くアロマ入浴剤
生理中は、湯船につからずにシャワーだけにしている人も多いですが、
身体をしっかりと温めることで血流が改善し、月経に伴う多くの症状が軽くなります。
【アロマ入浴剤・準備するもの】
天然塩または重曹 大さじ1
クラリセージ 2滴
ローズ 3滴
※ゼラニウムやジャスミン、サンダルウッドなどもおすすめ。
【アロマ入浴剤の使い方】
1.天然塩または重曹に精油をたらして混ぜ、お風呂に投入する。
2.しっかりと全身浴で温まる。長湯や半身浴はめまいなどの恐れがあるので避けること。
お風呂に入る順番を最後にする、足湯だけでもやるなど工夫して、ぜひ月経中もお風呂につかってくださいね。
月経不順とサフランティー
管理人は月経がはじまったころから、一度もまともな周期で生理が来たことがなく、そのことを心配した両親がサフランティーを買ってきてくれたことがありました。
当時はハーブ慣れしていなかったため、まずいまずいと言って飲んでいた記憶しかありません。
大人になって知ったのですが、サフランはとても貴重なハーブで高価なものなんですよね。
気になって母に、中学生の時に飲んでいたサフランティーって高かった?と聞いたところ、1箱五千円以上したと言われました。
何も知らないとはいえ、ひたすらまずいしか言わず、両親には感謝と共に悪いことをしたなあと反省しています。
サフランは、女性のためのハーブとして昔からとても有名であり、月経不順だけでなく、PMS(生理前症候群)や更年期障害など多くの婦人病に効果があります。
残念ながら月経不順はなくなりませんでしたが、ひどかった月経痛やめまいは緩和しました。
今も月経トラブル持ちなので、月経期間にはサフランライスを炊いたり、サフランティーを飲むようにしています。
最近はだいぶ安く買えるようになり、だいたい1g1000円前後ではないでしょうか。
管理人のように月経トラブルに悩んでいる方は、ぜひサフランをお試しくださいね。