レモングラス<Lemon grass>

投稿日:2017年5月19日 更新日: 2018年04月09日

レモングラスは、インドを原産地とするイネ科の多年草です。
葉や茎を生のまま使うほか、乾燥させたものをそのまま使ったり、乾燥させたあとに粉状にしたものをスパイスとしてを使用します。

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レモングラスの特徴

レモングラスは、レモンと同じシトラールという成分を含んでいるため、レモンに似た爽やかな香りを持っており、苦みやクセの少ないスパイスです。

ススキのような背の高いイネ科の植物で、葉をもむと香りがたつ性質をもっており、レモングラスの根元が赤い色をしていることから、インドでは赤い茎を意味する『チューマナプールー』という名で呼ばれています。

レモングラスの効果と効能

レモングラスは、抗菌・殺菌能力が高く、感染症を防ぐと言われており、風邪の予防や腫瘍の進行を食い止める薬として使用されています。
害虫が嫌う香りを放つことから、虫よけスプレーの原料としても有名です。

また、レモングラスの香りには、副交感神経の働きを活発化にする役割があり、疲れた心を癒して、リフレッシュしてくれる効果が期待できます。

肌の炎症を鎮める効果もあるので、毛穴の引き締めやニキビの改善など、美容にも良いと女性に人気です。

レモングラスの育て方

育てやすさ ★★★★☆☆
種まき   4月上旬~9月下旬
開花    なし
収穫    6月上旬~10月下旬

・日当たりがよく、湿潤で暖かい場所に植える。
・夏場になると葉がぐんぐん伸びるので、適宜刈り取りながら使う。

レモングラスの使い方・代表的な料理

レモングラスは、東南アジア料理には欠かせない味の決め手となるスパイスのひとつです。

世界三大スープと言われるトムヤムクンやタイカレー、シチューなどスープ料理のほか、ムール貝の蒸し焼きや生の茎を揚げた料理など、様々なエスニック料理に使用されています。

カクテルとの相性も良く、クセが少ないのでいろいろなドリンクに合わせやすく、身体が疲れた時にレモングラスのハーブティを飲むと、頭がすっきりして気分が良くなるのでおすすめです。

レモングラスを使ったおすすめレシピ
【レモングラスのコールドドリンク用シロップ】

【材料】シロップ4~5杯分
レモングラス 乾燥した葉を20枚ほど
水      200ml
砂糖     大さじ4
【作り方】
1.鍋にすべての材料を入れて、1~2分沸騰させる。

2.粗熱をとったら、レモングラスの葉を取り除き、冷蔵庫で冷やして完成。

3.シロップ1に対して、割る液体3で作ります。(例・冷水150㏄にシロップ50㏄)

子供でも飲める甘さのレモングラスシロップです。
砂糖入りの飲み物で割る場合は、砂糖の量を半量にするなど工夫してみてください。

作り置きしておくと、すぐに冷たいレモングラスドリンクができるので大変便利です。
冷やした紅茶、炭酸水、焼酎割りなど、お好きにアレンジしてみてくださいね。







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