タイ料理店でお馴染みの『ガパオライス』は、
ハーブのガパオを肉類や魚類と共に、ナンプラーで炒めたタイ料理です。
ガパオとは、別名ホーリーバジルと呼ばれるハーブのことで、日本で良く使われるバジル(スイートバジル)とは違う品種になります。
本来は、ガパオ(ホーリーバジル)を使って作るメニューですが、日本では手に入りにくく、スイートバジルで代用するレシピが主流です。
ガパオは、葉に細かい毛があるため、生食しにくいのですが、癖のない香りと味が良く、タイ料理では炒め物によく利用されています。
ここでは、管理人が良く作るガパオライスの基本レシピをご紹介します。
ガパオライスの作り方
【材料】3~4人分
ひき肉 400g(鳥や豚がおすすめ)
ガパオ 10~20枚(スイートバジルでも代用可)
パプリカ 1個
ピーマン 2個
タマネギ 1個
ニンニク 1かけ
ごま油 大さじ1
★ナンプラー 大さじ2
★みりん 大さじ2
★酒 大さじ1
★オイスターソース 小さじ1
★砂糖 小さじ1
★鶏がらスープの素 小さじ1
塩コショウ 適量
カイエンペッパー 小さじ半分(一味でも可。入れなくても良い)
卵 3~4個
【作り方】
1.パプリカ、タマネギ、ピーマン、ニンニクをみじん切りにする。
2.フライパンにごま油を熱しニンニクを入れ、香りが立ったらひき肉を入れて炒める。
3.ひき肉がほぐれて色が変わったらタマネギ、ピーマン、パプリカ、★の調味料を加えて炒める。カイエンペッパー(一味)を加える場合は、ここで一緒に入れる。
4.ある程度水分がなくなったら、塩コショウで味を調える。
5.別に目玉焼きを人数分焼き、広めの皿に、ごはん、ガパオ、目玉焼きの順に乗せたら完成。
ホーリーバジルは、スイートバジルよりもあまり癖がなく、比較的食べやすいハーブです。
実は、まじめにハーブやスパイスの勉強をはじめるまで、ガパオライスのバジルは、スイートバジルのことだと勘違いしていました。
日本で主流のレシピのほとんどが、スイートバジルを使ってあるため、タイ料理のホーリーバジルは、同じものだと勘違いしていたんですよね。
ちなみに管理人はハーブ園が近くにあるため、ホーリーバジルが手に入ります。
作って食べてみるとわかりますが、名前は似ていますが全く違う味と香りのハーブです。
もし、ガパオ(ホーリーバジル)が手に入る環境ならば、ぜひ一度は挑戦してみてくださいね。
余談ですが、こちらのレシピを大葉を使ってアレンジしても美味しいです。
ナンプラーを減らして醤油を足し、鶏がらスープの素をだしの素に変えます。
(ナンプラー半量を醤油、鶏がらスープを和風だしにするのがおすすめ)
興味のある方は、和風アレンジしたガパオ(?)ライスもぜひお試しくださいね。