デイリリー(ヘメロカリス)<daylily>

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デイリリーは、日本や中国、朝鮮半島、ヒマラヤを原産地とするユリ科(ワスレグサ科)の宿根草です。
主に、根やつぼみをハーブとして利用します。

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デイリリー(ヘメロカリス)の特徴

高さ30~90㎝ほどに成長し、剣状の葉が根元から直接生えており、ユリに似た大きなラッパ状の花を咲かせます。
デイリリー(ヘメロカリス)の園芸品種は2万種類以上あると言われており、そのほとんどが日本に古くから自生しているニッコウキスゲやノカンゾウ、ヤブカンゾウなどを原種として作り出された品種です。

豊富な花色をもつ花は、朝開いて夜にはしぼんでしまう一日花であり、デイリリーの名の由来にもなっていますが、一本の花茎に多数の花を咲かせるため、しばらくの間は花を楽しむことができます。

開花時期は、主に6~7月ですが、品種によっては、5月に開花する早咲きのものや8月に咲く遅咲きのものもあり、花の色や形も種々様々で、どの花も午前中の開花すぐが一番艶やかで綺麗です。

また、その種によって、ユリ科に分類される場合とワスレグサ科に分類される場合があります。

デイリリー(ヘメロカリス)の効果と薬効

デイリリー(ヘメロカリス)には、利尿作用、止血効果、消炎などの効果があります。

デイリリー(ヘメロカリス)の使い方

根に薬効成分があり、『萱草(カンゾウ)』という生薬として使われるほか、開花直前のつぼみを乾燥させて、利尿や炎症をやわらげる目的で食用にし、食用種のデイリリーなら、花をサラダにして生のまま食べることもできます。

デイリリー(ヘメロカリス)の育て方

育てやすさ ★★★★★☆
株分け   9月
開花    6月上旬~8月上旬
収穫    6月上旬~7月下旬

・日あたり良好であれば、乾燥や多湿にも強い
・肥沃な土にたい肥を与えれば旺盛に育つ
・2~3年に一度、株分けして更新する

デイリリー(ヘメロカリス)のレシピ(利用方法)
【デイリリー(ヘメロカリス)の彩りサラダ】

【材料】2人分
食用デイリリー(ヘメロカリス)の花 2~3個
レタス      3~4枚
きゅうり     2分の1本
☆オリーブオイル 大さじ2
☆レモン汁    小さじ2(酢でも可)
☆塩コショウ   適量

※お好みの野菜でどうぞ。パプリカとも相性がいいです。

【作り方】
1.デイリリー(ヘメロカリス)の花びらをはずしておく。レタスは食べやすい大きさにちぎる。
きゅうりを大きめのスライスまたは、好きな大きさに切っておく。

2.お皿に1の野菜を盛り付け、良く混ぜ合わせた☆をかけてたら完成。

最近、園芸品種として人気の食用デイリリー(ヘメロカリス)を使ったサラダです。
ほんのり甘くて食べにくさはあまりなく、見た目がとてもきれいなので食卓がにぎやかになります。

デイリリーの甘さをひきたてるために、ドレッシングは最低限の材料でシンプルにしてあります。
もちろん、自由にお好きなドレッシングで食べてもらってかまいませんよ。

管理人は、デイリリー(ヘメロカリス)のつぼみは食べたことないのですが、どんな調理法で食べるのでしょうね。
気にはなるものの、せっかく綺麗な花を咲かせてくれるので、つぼみで摘むのはもったいない気がしてしまいます。

日本の風土になじみやすく育成も簡単なデイリリー(ヘメロカリス)、みなさんも興味があれば栽培に挑戦してみてくださいね。







-た行

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