管理人は、子供のころから乗り物酔いしやすい体質で学校行事のたびに苦しんできました。
1時間程度車やバスに乗ると吐いてしまうため、ほとんどの旅行はひとりだけ寝込んでいる状態。
中学・高校時代には、親に修学旅行に行きたくないと泣きついたほど車=ツライものでした。
そんな管理人も大人になり、いつの間にか酔いにくくなりましたが、今でも飛行機は耳が痛くなるので苦手です。
乗り物酔いの原因は、耳の奥のほうにある三半規管が過剰反応してしまうためだそうで、大人になるにつれ、自然にコントロールできるようになり、乗り物に強くなっていくそうです。
それでも、疲れている時や緊張している時、ストレスを感じている時には、乗り物酔いしやすくなります。
長時間にわたって乗り物に乗る場合はアロマテラピーで事前対策をしておくと良いでしょう。
もし、対策しても酔ってしまった時には、症状を緩和する精油で早めのケアを行いましょう。
乗り物酔いに効く精油
グレープフルーツ
ゼラニウム
ペパーミント
ベルガモット
ラベンダー
レモングラス
乗り物酔いに効くアロマミストスプレー
車などの狭い空間にサッとひと吹きできるミストスプレーなら、持ち運びしやすくどこでも使えて便利です。
自律神経の乱れをおさえる精油で、気持ちの悪さを緩和し、ふらつく症状をおさえると良いでしょう。
【アロマミストスプレー・準備するもの】
精製水 45ml
無水エタノール 5ml
グレープフルーツ 5滴
ペパーミント 5滴
スプレー容器 1個
※この他にも、レモングラスなどがスッキリするのでおすすめです。気分を良くする意味でも好きな香りを選びましょう。
【アロマミストスプレーの使い方】
1.すべての材料を混ぜ合わせ、スプレー容器につめる。
2.車内などに数回プッシュして香りを拡散させる。過剰な香りは逆効果になるので、ほのかに香る程度にしておくこと。
自分の車ならば、このアロマミストスプレーが一番ですが、公共の乗り物では他の人もいるため、この方法が使えない場合もあります。
その時は、ティッシュなどに精油をたらして、匂いを嗅ぐだけでも同じ効果を得ることができます。
乗り物酔いに効くアロマ入浴剤
乗り物酔いの症状が出てしまったときは、ゆっくりと休養することが一番です。
リラックス効果や安眠効果のある精油をつかったアロマ入浴剤を事前に作っておき、ジップロック付きの小分け袋などにつめ変えて、日数分を旅行に持参すると良いでしょう。
【アロマ入浴剤・準備するもの】
天然塩または重曹 大さじ2
グレープフルーツ 3滴
ラベンダー 2滴
※事前に作っておいた入浴剤は、香りが飛んでしまうので早めに使ってしまいましょう。
【アロマ入浴剤・使い方】
1.天然塩または重曹に精油をたらして良く混ぜ、お風呂に投入する。
2.ぬるめのお湯にゆっくりと浸かる。乗り物酔いの影響でめまいがひどい場合は無理に入浴しないこと。
アロマ入浴剤の効果でお風呂上りは眠くなってくると思います。
しっかりと睡眠をとって、乱れた自律神経のバランスを回復し、その後の旅行をより楽しいものにしましょう。
乗り物酔いしにくい乗車位置
乗り物はそれぞれに揺れやすい場所や動く場所が異なっており、乗車位置によって酔いやすさが違います。
酔いにくい乗車位置
バス :前輪と後輪の中間
船やフェリー :中央
乗用車 :助手席
飛行機 :主翼のある位置
電車 :進行方向を向いて座る。窓側。
こうやって並べてみると、ほとんどの乗り物が真ん中を選ぶと良いようです。
これはおそらく、カーブを曲がる際に一番小さい動きで済むからだと思われます。
気休めかもしれませんが、酔いやすい人はこれらの乗車位置を意識して座ってみてくださいね。