ハニーサックル(ニオイニンドウ)<Honeysuckle>

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ハニーサックルは、ヨーロッパから北アフリカ、西アジア原産のスイカズラ科のつる性の落葉低木です。
主に、花や葉をハーブとして利用します。

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ハニーサックル(ニオイニンドウ)の特徴

高さ5~6m、小型で卵型の葉が対生し、花びらは内側が赤みをおびたクリーム色で外側は赤紫色の筒状花です。
古くから、垣根などに植えられており、観賞用として多くの園芸品種が存在しています。

和名の『ニオイニンドウ』は、花から漂う甘い芳香が由来でミツバチの大好物です。
ニンドウとはスイカズラのことで、ハニーサックルの近縁種であり、日本や中国に自生しています。

ハニーサックルという名のカクテルがありますが、これはホワイトラムにレモンとハチミツを加えたもので、優しく甘い蜜の香りをハニーサックルの花に見立てて作られものです。

ハニーサックル(ニオイニンドウ)の効果と薬効

ハニーサックルには、解熱、解毒効果があります。

ハニーサックル(ニオイニンドウ)の使い方

葉やつぼみをハーブティーとして飲用するほか、香りの良さを生かしポプリにして楽しみます。

ハニーサックル(ニオイニンドウ)の育て方

育てやすさ ★★★★☆☆
植え付け  5月上旬~6月下旬
開花    6月上旬~9月下旬
収穫    6月上旬~9月下旬

・水はけが良ければどこでも丈夫に育つ
・耐寒性がある
・差し木した苗を植え付け、つるを這わせるための棚などを用意すると良い

ハニーサックル(ニオイニンドウ)のレシピ(利用方法)
【ハニーサックル(ニオイニンドウ)のポプリ】

【材料】
ハニーサックル(ニオイニンドウ)の花 適量
ガーゼ袋や布袋           必要な数

【作り方】
1.香りの良いハニーサックルの花を根元から摘み取る。

2.軽く洗って水けをふき、新聞紙などに広げ、風通しの良い場所で陰干しをする。

3.花が乾燥したら、袋につめて完成。

甘い蜜の香りがするハニーサックル(ニオイニンドウ)のポプリです。
単体だとやや甘ったるいので、他の花とブレンドして楽しむのがおすすめです。

乾燥させた花は、ハーブティーにして飲むこともできます。
ハーブティーにする予定の時は、葉も一緒に乾燥させておくと良いでしょう。

ただし、ハーブティーにするなら、近縁種のスイカズラのほうが薬効効果が高いです。
日本では、ハニーサックルよりもスイカズラのほうが自生率が高く、より入手しやすいかもしれませんね。

スイカズラのほうは、つぼみを『金銀花』、茎や葉を『忍冬』と呼び、薬用ハーブや健康茶の材料として売られていることもあります。

それから、もし機会があれば、上記で紹介したハニーサックルのカクテルを飲んでみたいですね。







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