パッションフラワー<Passion Flower>

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パッションフラワーは、中央から南アメリカを原産地とするトケイソウ科のつる性多年草です。
葉や花、果実を生のまま、または、乾燥させたものをハーブとして利用します。

トケイソウ 苗 特徴的な花が咲くつる性植物☆

 

パッションフラワーの特徴

パッションフラワーは、干草の香りが爽やかでクセのないハーブで、約500種類もの品種が存在し、その果実はパッションフルーツとして有名です。
日本では、時計に似た花の形状から『トケイソウ』の名で親しまれています。

名前の語源である『パッション』とは、キリスト教で『受難』を意味し、時計の文字盤にそっくりな花の形をキリストが十字架にかけられた姿に見立ててその名がつけられました。
花の子房柱が十字架、三つある雄しべが釘、巻きひげが拷問のムチ、副冠はいばらのかんむり、10枚の花弁とがくは10人の使徒、葉っぱは槍をそれぞれ示しています。

パッションフラワーの効果と薬効

パッションフラワーには、疲労回復や鎮痛作用のほか、気持ちを落ち着けて安眠を誘うなどのリラックス効果があります。

パッションフラワーの使い方

乾燥させたパッションフラワーの葉や茎は主にハーブティーとして利用し、果実は、生のまま食べたり、ジャムやジュースの原料として使われています。

パッションフラワーの育て方

育てやすさ ★★★★☆☆
種まき   4月上旬~5月下旬
開花    5月上旬~10月下旬
収穫    5月上旬~10月下旬

・栄養豊富な水はけの良い場所に植える。
・土の表面が乾いてから水やりをすること。

パッションフラワーのレシピ(利用方法)
【パッションフルーツ香るドレッシング】

【材料】
パッションフルーツ 1個
酢         60ml
オリーブオイル   30ml
レモン汁      大さじ1
塩         小さじ半分~1
はちみつ      小さじ半分~1
ブラックペッパー  適量

【作り方】
1.パッションフルーツの中身をスプーンなどで取り出す。

2.1と残りの調味料をすべて入れてよく混ぜる。

3.最後に、酸っぱいならはちみつ、甘すぎるなら塩とブラックペッパーで味を調整して完成。

 

とてもシンプルな配合の南国系ドレッシングです。
はちみつの量は、パッションフルーツの酸っぱさとのバランスを見ながら調整してください。

タマネギやニンニクを省いてあるので、パッションフルーツの酸味と香りをしっかりと堪能できます。
最近では、日本でも栽培がはじまりパッションフルーツが手に入りやすくなっているので、ぜひ、みなさんもこちらのドレッシングに挑戦してみてくださいね。

 

 







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