クズ<kudzu>

投稿日:2018年4月7日 更新日: 2018年04月07日

クズは、日本を中心に東アジアの温帯に分布するマメ科の落葉多年草です。
花や根、つるを乾燥させたものをハーブとして利用します。

 

クズの特徴

クズは、漢字で『葛(くず)』と書き、根からとれるでんぷん質はとろみ食材の葛になります。
現在の奈良県にある国栖(くず)でよく栽培されたことから、くずの名前がつけられました。

昔から、漢方薬や食用として活躍しており、秋の七草のひとつでもあります。

クズは、繁殖力が非常に旺盛であり、他の樹木につるを絡ませながら、10メートルを超えて成長し、肥大化したつるは次第に木質化していきます。

クズのつるは非常に力が強く、弱い樹木に巻き付いて枝葉を曲げてしまうため、国によっては有害植物ならびに侵略的外来種に指定されており、現在駆除対象の草木です。

クズの効果と薬効

クズには、発汗作用、鎮痛作用、下痢止めなどの効果があります。

クズの使い方

クズの根から抽出されたでんぷんを『葛粉』として、お菓子や料理に利用するほか、春から夏にかけて伸びる若いつるや花は、てんぷらにして食べることができます。

根を乾燥させたものは、生薬の『葛根(かっこん)』となり、漢方薬の葛根湯、参蘇飲、独活葛根湯などに調合されています。

クズの育て方

育てやすさ ★★★★★★
種まき   3月上旬~4月下旬
開花    7月上旬~9月下旬
収穫    4月上旬~7月下旬

・陽当たりがよく、水はけの良い場所を好むが場所を選ばず育つ。
・他の樹木やフェンスなどに絡みついて育つ。
・放任しすぎると四方に増えるので、こまめに剪定や間引きをすること。

クズのレシピ(利用方法)
【溶けない不思議なクズアイス】

【材料】
クズ粉  25g
水    200ml
牛乳   300ml
砂糖   大さじ6~(ジャムの量で加減する)
ジャム  好きなだけ

お好みで カットフルーツなど

【作り方】
1.鍋に水、牛乳、クズ粉、砂糖を入れて弱火でゆっくりと混ぜながら温める。

2.とろみが出て透明感が出たら火を止め、粗熱をとる。

3.冷めたらジャムと、あればカットフルーツを混ぜ、好みの型にうつし、冷凍庫で冷やす。

4.しっかりと凍ったら完成。

静岡県のご当地アイスに、溶けないクズを使ったアイスがあり、これはそのまねっこレシピです。
クズで固まった状態のものを冷やすので、溶けだしてべちゃべちゃになることはありません。

こちらのアイスはかなりカチカチに凍るので、しばらく置いて柔らかくしてから食べましょう。
具材やベースを変えることで色々な味を楽しめます。

時間がたっても溶けださないから、小さな子供にも食べさせやすい点が嬉しいですね。

ちなみに、こちらのレシピは京の乾物屋・山城屋の公開レシピを参考にしながら、少しアレンジしたものです。
本家のレシピよりも、すっきりとした味わいになっています。

みなさんも、溶けない不思議なクズアイス、ぜひ一度お試しくださいね。







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