アーティチョーク<Artichoke>

投稿日:2017年5月8日 更新日: 2017年05月20日

アーティチョークは、地中海沿岸部を原産地とするキク科の多年草です。
イモのような巨大なつぼみや葉、がくの部分をハーブとして利用します。

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 アーティチョークの特徴

大きいものは2メートルを超えて成長するアザミの仲間です。
日本ではほとんど見かけませんが、ヨーロッパでは初夏から夏にかけて店先に並んでいます。

古代ギリシャ、古代ローマ時代から、つぼみとがくの部分を食用として栽培していました。

アーティチョークの効果と効能

アーティチョークは、葉に含まれるシナリンに肝臓機能を高め、
消化を促進する効果があることから、二日酔いを防ぐハーブとして有名です。
解毒作用や利尿作用もあるので、体内デトックスを目的に利用されることもあります。

アーティチョークの使い方

葉の部分をハーブティとして使うほか、がくとつぼみの部分は食用として料理に使われます。

食用部分は、10~15分ほどゆでることでイモのような食感と風味になり、サラダやパスタ、ソテーなど、幅広く利用できるハーブです。
また、アーティチョークをレモン水に浸して下ごしらえすることで、変色を防ぎ綺麗な色を保つことができます。

アーティチョークの育て方

育てやすさ ★★★☆☆☆
種まき   3月中旬~4月下旬、9月上旬~10月下旬
開花    6月上旬~8月下旬
収穫    6月上旬~7月下旬

・一年間を通じて日当たりの良い場所で育てる。
・夏場は湿度に注意し、冬場は霜よけ対策をすること。

アーティチョークのレシピ(利用方法)

【アーティチョークのオイル漬け】

【材料】
アーティチョーク 10~12個(過食部分1㎏程度)
酢        200㏄
水        300㏄
ローリエ     2枚レモン汁     1個分程度
塩        小さじ2オリーブオイル  適量(保存瓶の大きさによる)
にんにく     2片
クローブ、ブラックペッパー、鷹の爪、パセリなど お好みで適量

【作り方】
1.アーティチョークは、花びらをはがし、柔らかい部分まで剥く。ニンニクはみじん切りにする。
包丁が無理なく入る固さの部位だけ残して、固い部分をはぎとり、レモン汁と塩に1時間漬けておく。

2.鍋に水、酢、ローリエを入れて沸騰させたら、1のアーティチョークを入れて10~15分茹でる。

3.ゆであがったら、洗わずにそのままザルなどにあげ室内で半日ほど乾燥させる。

4.保存瓶に3をしっかりと詰め込み、にんにくとお好みのスパイスを入れ、オリーブオイルを上まで注ぐ。

5.1日置くとオイルが減るのでギリギリまでオイルを足す。蓋をして冷蔵庫で保管。

6.最短翌日から使えるが、1週間ほど置くとオイルが馴染んで美味。1~2か月を目安に使い切ること。

アーティチョークはたくさん購入してオイル付けにしておくと、料理にすぐ使えて便利です。
産地によって大きさや柔らかさが違うので、ゆで時間は様子を見て調整してください。

スパイスなしでも構いませんし、他にお好きな香りを足しても良いと思います。
パスタに使うのなら、鷹の爪やブラックペッパーのように刺激のあるスパイスとの相性良いです。







-あ行

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