クレソン<Watercress>

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クレソンは、ヨーロッパを原産地とするアブラナ科の多年草です。
葉や茎を生のまま、または、ピューレ状にして利用します。

クレソン 160粒

 

クレソンの特徴

クレソンは、繁殖力が旺盛で世界中の水辺に生息し、その特徴的な爽やかな香りと辛味は、大根やワサビに似ており、オランダから伝わったことから日本では『オランダガラシ』として親しまれています。

クレソンの効果と薬効

クレソンには、カルシウムや鉄分などのミネラルやビタミン類が豊富に含まれており、食欲増進効果や食中毒の予防、血液の酸化を防ぐ効果、貧血予防、滋養強壮、肉の脂肪を分解する効果などがある。

クレソンの使い方

肉に関する効果が多いことから、欧米などの肉食文化圏では欠かせないハーブのひとつです。
ステーキやソテーなどに添えられるほか、サラダやスープの具材、日本では、おひたしや天ぷらなどの料理に使われています。

クレソンの育て方

育てやすさ ★★★★★★
種まき   3月上旬~4月下旬、9月
開花    4月上旬~5月下旬
収穫    3月上旬~12月中旬

・弱アルカリ性の水質を好む。
・水耕栽培に向いており、水辺で良く育つ。
・涼しい場所を選んで植え、夏場は高温に注意する。

クレソンのレシピ(利用方法)
【クレソンとニンジンのマスタードサラダ】

【材料】
クレソン 1束
にんじん 1本
ツナ缶詰 1缶(オイル漬け)

粒マスタード   大さじ1弱
マヨネーズ    小さじ2
ブラックペッパー 適量
塩        小さじ半分

【作り方】
1.にんじんを細切りにし、塩小さじ半分を入れて馴染ませる。クレソンを食べやすい大きさに切る。

2.ボールにツナ缶詰、粒マスタード、マヨネーズ、ブラックペッパーを入れて良く混ぜる。

3.水分が出たにんじんをしっかりとしぼり、クレソンと一緒に2に入れて全体を良く和えたら完成。

クレソンの苦みとにんじんの甘味が絶妙にマッチし、粒マスタードとブラックペッパーの刺激的な香りと食感がたまらないサラダです。

クレソンは、肉の脂肪を分解してくれる効果や消化促進効果があるので、個のサラダを脂ののったステーキや重い肉料理のお供にすると、翌日胃もたれしにくくなります。

水煮のツナ缶詰を使う場合には、水気をしっかりと切ってオリーブオイル大さじ1弱を加えてください。
3の工程でにんじんの水分をしっかりとしぼるのが美味しく作るコツです。

どうしても苦みや辛味が強くて食べにくい場合は、しょうゆ小さじ1とはちみつ小さじ1を足すと、全体的に味がまろやかになって、食べやすくなります。







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