クミスクチン<kumis-kuching>

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クミスクチンは、インド東部から東南アジア、オーストラリアに分布するシソ科の一年草です。
全草を乾燥させたものをハーブとして利用します。

 

仲善 くみすくちん茶(クミスクチン茶) 100g

 

クミスクチンの特徴

クミスクチンは四角く角ばった茎が枝分かれしながら1メートルほどまで伸び、粗い毛の生えたのこぎり状の葉をつけ、白い小花を総状に咲き上らせます。
クミスクチンの小花から、長い雌しべアが張り出し、猫のひげのように見える点が大きな特徴です。

春から初秋にかけて全草を借り上げ、しっかりと乾燥させてから保管します。
日本でも沖縄を中心に愛飲されているクミスクミンのお茶は薬効に富み、ウコンやグァバと共に、三大薬草茶として非常に有名なハーブティです。

クミスクチンの効果と薬効

クミスクチンは、ポリフェノールのひとつ『ロズマリン酸』を含有しており、アンチエイジングや美肌、がん予防などに高い効果があります。
また、大量にカリウムを含むため、デトックス作用や利尿作用も高いです。

クミスクチンの使い方

乾燥させたクミスクチンを薬草茶として飲みます。
ノンカフェインなので、小さな子供や妊婦さんが飲用しても大丈夫です。

クミスクチンの育て方

育てやすさ ★★☆☆☆☆
種まき   4月上旬~6月下旬
開花    7月上旬~9月下旬
収穫    5月上旬~9月下旬

・高温を好むため、温室での栽培も可能。
・陽当たりが良好で、水はけの良い土地に植える。
・開花前に刈り取りすぎると、花がつかなくなるので注意。

クミスクチンのレシピ(利用方法)
【クミスクチンの薬草茶】

【材料】
クミスクチン茶葉 2g
はと麦      2g
熱湯       1リットル

【作り方】
1.クミスクチン茶葉とはと麦、水1リットルを鍋に入れ火にかけ、5~10分ほど煮だす。(お茶パックに詰めると後が楽)

2.粗熱が取れたら、茶こしで濾して完成。(お茶パックを取り出す)
※ホットでそのまま飲んでも良い。

はと麦とクミスクチンの茶葉はクセが少なく飲みやすいブレンドで、どちらもデトックス作用が高いため、美肌やアンチエイジング効果が期待できます。

記載の分量は、薬効を得るために少し濃い目の配合です。
麦茶のようにゴクゴク飲みたいならば、水を2リットルにすると飲みやすくなります。
逆に、冬場ホットで濃く飲みたい場合は、500mlの水で煮だしても構いません。

管理人はこの配合が好きですが、普通の麦茶や緑茶にクミスクチンをブレンドしても美味しいです。
ホットなら、ルイボスなどの香り高いハーブとブレンドしても良いでしょう。

三大薬草茶のひとつと言われるだけあって、デトックス効果がとても高く、利尿作用が強いため、尿管結石になりやすい知り合いは普段からクルスクチン茶を常飲しているそうです。

最近は、ドラッグストアや通販でも気軽に買うことができますので、みなさんんもぜひ、こちらのクミスクチン茶をお試しくださいね。







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