アロマテラピーを始める前に

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管理人がアロマテラピーを知ったのは、ストレスからの不眠症で悩んでいた時です。

まだ子供が小さく、睡眠薬で熟睡してしまうと、何か起こっても気づかない恐れがあったため、薬以外で改善する方法はないか、考えに考えた末にたどり着いたのがこのアロマテラピーでした。

正直なところ、アロマテラピーで劇的に不眠症が改善するとは思えませんでしたが、不眠からくる体調不良が本当に深刻で、藁にもすがる思いではじめたことを今でも思い出せます。

その時、管理人が用意した精油は『ラベンダー』です。
特別な器具などは全く使わず、化粧水用のコットンに数滴精油を落とし、枕元において寝るという実に簡単な方法を試しました。

キャンドルや湯張りも考えましたが、小さな子供が触ってしまう危険があるので、コットンを使った方法にしました。

結果だけいうと、アロマテラピーをはじめてから入眠しやすくなり、毎日快眠とまでは行かずとも、リラックスして過ごせるようになりました。

あの時、アロマテラピーに出会っていなかったら、いつか重大な事故が起きて、子供も管理人も大変なことになっていたでしょう。

 

アロマテラピーは『香りの効用を楽しむ』ことが大事

アロマテラピーの話をすると、おしゃれだとか、美意識が高いと言われることがあります。
たしかに、アロマテラピーの精油や器具は、きれいめな雑貨屋にある置いてあることが多いですよね。

実際に、アロマポットやアロマストーン、アロマミストなどの器具にはおしゃれなものが多く、芸能人やモデルなど、美意識の高い人がやっているイメージが定着しています。
しかし、必ずしもアロマテラピーがおしゃれや美意識の高さを示すものというわけではありません。

そもそも、管理人のように、ただ精油をコットンにしみ込ませるだけでも立派なアロマテラピーです。
あくまでもアロマテラピーは、香りを使った『芳香療法』であって、おしゃれのためにやるものではありません。

アロマテラピーは、このようなおしゃれなイメージが先行しているせいか、そもそもの目的である『香りの効用を楽しむ』意識が薄れている気がします。

アロマテラピーが日本に定着してから、良くなったことも多い反面、濃度の高い精油を直接香水のように肌につけるなど、間違った使い方をする人も多いようです。
精油の種類によっては、重度の肌トラブルを起こすこともあり、精油の直接塗布は非常に危険です。

また、精油も以前より気軽に買えるようになりましたが、粗悪品や類似品が出回るようになりました。
せっかくのアロマテラピーも、そもそもの香りが悪ければ何の効果もなくなってしまいます。

正しい知識をもってアロマテラピーを楽しむ

さて、前置きが長くなりましたが、管理人が言いたいのは、アロマテラピーをはじめるきっかけは何であれ、正しい知識をもって楽しんでほしいということです。

インターネットにあふれているアロマテラピーの情報の中には間違ったものも多く、それを知らずに実行して、誤解したままやめてしまう人がいるかもしれない、そう思うと悲しくなります。

そんな思いから、アロマテラピーへの誤解を少しでも減らすために、管理人が今までの経験から得たアロマテラピーの知識をまとめていこうと今回決意しました。

もっともっと、気軽にアロマテラピーを楽しめる人が増えるように願いを込めて書いていこうと思います。
興味のある方は、ハーブやスパイスの情報と共に、これらの記事も読んでみてくださいね。

※アロマテラピーの記事は、管理人のお世話になっている講師の方に監修をお願いしましたが、もし、内容で間違っている部分があれば真摯に対応します。
事実確認後、すみやかに訂正しますので、何かありましたら、サイト記載の連絡フォームからお問い合わせください。







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